神無月の巫女 第八話『銀月の嵐』

神無月の巫女OP

衝撃的な内容だった、第八話。二人の巫女が、いつかはたもとを分かつことは、オープニングからうすうすは気がついていたものの、突然の展開と描写に戸惑ってしまいました。姫宮千歌音役の川澄綾子さんは、優等生的な美少女がよく似合う声優さんですが、静かにキレる演技はとっても怖い…。普段怒らない人が、暗い情熱と必要以上の覚悟を持って人に対するときは、逃げるしかありませんね〜。
先日買った主題歌も、改めて聴いてみると、意味深な曲でした。2004年11月13日放送の、文化放送こむちゃっとカウントダウン」にKOTOKOさんがゲスト出演して、その際に「作品に浸って曲を作る」といったことをおっしゃっていて、興味が出たCD。買って、歌詞カードをよく読むと、実に世界観を見事に表現しているなぁと思ってしまいました。
『沈む月の迷い 存在は確かに 今ここに 待っているのは 涙などもう流さない ただ抱き合える瞬間』(KOTOKORe-Sublimity」)
アニメでは見事な作画&動画に合って、スピーディに展開しているOPですが、曲を通して聞くと「神無月の巫女」の世界観そのものを歌っているようで、聞いている自分が浸ってしまいます。
ドラマCDも出るとのことですし、DVDも作画などが修正されているでしょうし、購入決定かなぁ。
(追記)引用させていただいた歌詞「ただ抱き合える瞬間」をKOTOKOさんが歌っているとき、OPの画面は二人の巫女が剣を交えているカットですね。とても素晴らしく、悲しい演出です。